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徳島へ その1/剣山 
JUGEMテーマ:旅行
 
2011.10.31

月末月始は仕事が忙しいのですが
希望を取ったわけでもないのに、連休をもらえたのでどこか山歩きに行こうかと。

6年ほど前に登ったときに台風に遭遇してガスまみれだった徳島の剣山に登ろうと
前日の夜に出発しました。

バーナーを2種類持っているのですが見つかりません。

ひとつはガスがあるのにバーナーがなく
ひとつはバーナーがあるのにガスがなく・・

結局今も見つからないのですが(苦笑)
どーしてわたしはこうモノをよく無くすかなぁ・・と自分に呆れながら
家を出たのは23時を過ぎてからでした。
せっかく仕事から早く帰って来れたのに。

登山口まで行こうかと思ったのですが、眠さの限界です。
雨の中、午前2時に徳島県の道の駅・貞光ゆうゆう館に到着。
ラパン号の中で眠りにつきました。



天気予報はよさそうだったのに・・朝起きてみると微妙な感じです。
お昼からは回復しそうだったし、ルートも短い山なのでお昼の12時に山頂に着けるペースで
ゆっくり出発です。



四国の400番台の酷道は走るのが楽しいです(笑)。
朝の時間帯だったので今まででいちばんたくさんの車とすれ違いました。



途中のスタンドの店長さんからも
「今日は剣の天気はどうかなー」といわれましたが、
登山口やかずら橋あたりまで紅葉がおりてきてるから綺麗だと思うよと教えてもらい
ワクワクしながら進みます。

んー
しかし、天気が全然×です。



晴れてたら鮮やかだろうに・・
午後の遅い時間になってから晴れそうな感じ。

ちゃっちゃと用意して、10時前に出発です。
CTで山頂まで2時間ほど。



さらに、ラクチンもできます。
リフトに乗れば1時間くらいCTを短縮できるみたいです(・∀・)。
料金はいくらかな_?!



西島駅までで、コースの半分弱ですかね。



わたしは短い距離をガッと歩くより、
長い距離をダラダラ歩きながらのほうが好きなので、
頂上まで長い距離のほうを迷わず選択します。



ゆるゆる歩いていきます。
静かで、誰にも会いません。



ここまでくればあと少しなのですが・・
はぁ・・やっぱりダメかぁ・・・足取りも重くなります。

しかし、前回の台風並に強風です。このわたしが吹き飛ばされそうです。



油断したら三脚が吹き飛びそうです。
前も諦めたジロウギュウまでの縦走も、今回も諦めることにします。
あの綺麗な稜線をいつになったら目にすることができるのでしょうか・・

剣山頂上までだと物足りないのですが、仕方ありません。

しかし、せっかくあれほど探したバーナーですが(笑)
この強風では使い物になりそうにありません。

ぐるっと周って、山頂の山小屋へと避難します。
あー、今日ここに泊れば明日はご来光を拝める気がするのですが・・
携帯は圏外だし・・
泊るかも、って言ってくればよかった(後悔)。



ちなみに山小屋なのに、
ハイシーズンでない限り基本的に個室で
西日本で一番高いところにあるお風呂も兼ね備えています。

2食付きで7500円と良心的な値段です。
また天気がよさそうなときに来なくちゃ、だし。今度泊ろう(・∀・)。

気温は6度ですが、風もあってもっと寒く感じます。
何かあったかいものを、とそば定食(1000円)を頼んでみましたが



そばに白ごはん程度かと思ったら
それにさらに小鉢が3つも付いていました。
みそ蒟蒻がおいしかったなぁ(・∀・)。

ごはんのおかわりが必要なら言ってくださいね、と言ってくださったのですが
再来週は健康診断なので一応控えておきます(笑)。

ごちそうさまでした。

隣の神社で気になるものを発見。



証明書!!あるの?!

でも神社は閉まっていて、人の気配がありません。

山小屋の方によると、昨日までは人が居たそうなのですが、今日は留守のようで(笑)。
残念・・と思っていたら、山小屋の方が、様子を見に行ってくれ
運よくゲットすることができました。

渋いです。かまぼこの板の厚さくらいです。



お金は山小屋の方に預けておきます。よろしくお願いします。



下山を始めたら、案の定青い空が広がってきました。
すぐにまたガスだらけになってしまいましたが、
天気予報どおり、天気がよくなるんでしょうね。



帰りは短いルートで下山しますが、
びっくりするくらい普段着かつ大量の人にすれ違いました。
リフト効果恐るべし。



光が射してきました。
朝通った道と同じなのか、と思うほどに
びっくりするほど色鮮やかです。

会社では、毎日あんまり暑くて
依然半そでのわたしなのですが。

紛れもなく、秋なのですなぁ。


つづく。

さて。奥祖谷かづら橋へ行ってみます。
| kaori todoroki | 06:06 | - | trackbacks(0) | pookmark |
富士山登山のもちもの などなど


<<身につけていたもの>>
○帽子
○長袖のTシャツ(速乾性)
○ストレッチパンツ(速乾性)
○腕時計
○厚手の靴下
○踝が隠れる、トレッキングシューズ


スニーカーで登っている人も居て、
本人が登りやすければそれでいいとは思うのですが
特に下山では滑りやすいのと、靴の中に砂が入るようで
とても歩きにくそうでした。

捻挫防止にも、踝がかくれる靴のほうがいいんじゃないかなと思います。
ピカピカの靴の人がやたら多かったのですが
履きなれた(履き慣らしてきた)靴の方がいいです。
靴ずれができると大変なので。

あと、ジーパンのような綿のパンツの人がたくさんいたのですが
やめたほうがいいと思います。
汗や雨で濡れると重たくなるし、足が上がらなくなります。
なかなか乾かないので寒いですし。

<<持ち物>>
○20リットルザック
○ステッキ1本(下山で使用)
○500ml×2本


見ていると、ザックは30リットル前後の方が多かったようです。
パンパンな方が多かったので、中に何が入っているのか
訊いてみたかったですね。食べ物や着替えかな?!

飲み物は1リットル持っていましたが、
8合目の山小屋でコーラを購入しました。
雨だったせいか下山するまでこれで足りました。
晴れた日だとこうはいかないと思いますが・・



河口湖口ルートだと、山小屋が豊富にあるので
シーズン中は飲み物購入箇所にも困らないと思います。
500ml・1本500円程度。
カップラーメン、600円程度。
(運搬料が+されるため、ある程度のお値段がするのは当然です)。

ごみは自分でお持ち帰りが鉄則です。
カップラーメンやスニッカーズを買って食べた後のごみは
自分のザックに入れて持って帰りましょう。
食べた後のごみなんて、軽いもんです。

このコースはトイレもいたるところにあるので心配ないです。
5合目:50円、以降頂上まで100円、頂上は確か200円だったと。

垂れ流しにしないために、環境に配慮した作りになっていて
水の無い富士山では、莫大な維持費がかかるためトイレは有料です。
トイレを設置してくれているだけでもありがたいと思って
気持ちよく払いたいものですね(・∀・)。

だってホラ。
これだけ木が生えていなくて、人が多かったら
オ○ツ丸見えじゃないですか(笑)。

安心して用が足せるなんて、
自分の糞尿が富士山を汚しているかも・・
だなんて意識に苛まれずに済むのなら100円程度、喜んでわたしは払います。

ちなみに、登山中は
仮眠した8合目の白雲荘でしかトイレを利用していないのですが
1回100円で、外には雨水で手が洗えるようになっていました。

トイレは和式で、トイレットペーパーが備え付け。
使用したあと、便器が汚れた際に使える水鉄砲のような、
水が少量出るホース(?)がありました。

女性用、男性用と一応分けてくれていて
女性用のトイレには、(女性の話で恐縮ですが)
「ご自由にお使いください」と生理用のナプキンを置いてくれていて
管理だけでも大変だろうに、山小屋の方の気遣いに恐れいりました。

ペーパー等はゴミ箱が設置されていて
トイレには流さず、箱の中に入れるようになっていました。

登山前の須走口5合目のトイレのチップは200円。
数は少ないですがとても綺麗で、普通の水洗トイレに感じました。

河口湖口の5合目のレストハウスのトイレは50円。
水ではなく、泡で流すタイプのトイレでびっくりしました。
ペーパーはトイレに流していいようでした。

有名な金剛杖ですが、1200円くらいで販売されているようです。
焼印は各山小屋で200円だったかな。



○ザックカバー
○スパッツ(足の泥除けカバー)
○カッパ(上・下)
○ゴアの帽子(雨用、カッパのフードがなくなっちゃったもので)
○手袋
○フリース
○スパッツ(ランニング用、防寒のため)
○ナイロンジャンバー
○靴下の替
○日焼け止め
○歯磨きガム
○財布(小銭多め)


雨具は絶対に用意しておかないとダメです。
山の天気は変化しやすいです。

傘は風で吹き飛ばされて危険だし、
周りの人に怪我をさせる恐れもあるのでダメだと思います。
ザックカバーにごみ袋を使うのもどうかと(苦笑)。
風でパンパンに膨れてとても危なそうでした。

特に濡れては困る、着替えなどは
個別にナイロン袋に入れておくとよいと思います。
ザックカバーをしていても、湿気てしまうので
着替えるときに濡れていたのでは、悲しくなっちゃいます。

ロングTシャツの替えを忘れてしまったのですが、
着替えるとさっぱりしてリフレッシュできるので
余裕があれば、持っておくといいと思います。

○行動食(アミノゼリー×2、飴、リッツ、グミなど)
○タオル・手ぬぐい
○カットバン
○テーピング
○ホイッスル
○方位磁石
○トイレットペーパー
○ごみ袋
○デジカメ
○携帯電話
○ボールペン
○コンタクト替・めがね
○ヘッドライト
○登山地図


「何と大げさな」

地図を広げていると驚かれたりもしたのですが、
実際に夏の富士山で遭難し、亡くなられた方が今年もいらっしゃるわけで。
地図とコンパスは持っておいたほうがいいと思います。
備えあれば憂いなし、ですから。

わたしとしては、
地図を持っている人をまるっきり見かけなかったことに逆に驚いたくらいです^^;。

以前、九重にミヤマキリシマを見に行ったとき、まさにそうでした。
登山客もいて、歩きやすい道であるはずなのに
一寸先は霧状態になると、全くもって方向感覚がなくなったような。
コンパスと地図に助けられたわけです。

ちなみに、いろいろ種類はありますがこんなの。

富士山御坂・愛鷹 2009年版 (山と高原地図 31)
富士山御坂・愛鷹 2009年版 (山と高原地図 31)
昭文社

900円くらいで、防水になっているので
地図は濡れてもフニャフニャになったり、にじんだりはしません。
大体のコースタイムも書いてくれているので目安にもなると思います。

地図を持っておかないにしても、
せめて登山口での地図をデジカメに取っておくくらいは
しておいてもよいかなと思います。

大体いつもモノを持って行きすぎなのですが
今回は着替えの忘れ物があったにせよ、
まずまず過不足ない荷物だったのではないかと思っています。

20リットルのザックに少し余裕があるくらいで
背負っても重さを感じなかったので、7−8キロだったのではと思います。

ツアーですが、検索するといろいろ出てくると思います。
近畿日本ツーリストだとか、サンシャインツアーだとか。
かなり検索はかけたほうだと思いますが
プラン内容も値段も、そう変わらなかったような。

わたしの、夜神戸出発・山小屋仮眠・食事4食・温泉つきで
2万円しないくらいでした。
正直なところ、これだけ付いて安いなぁというのが感想で

夜行バスで行くディズニーランド!

と変わらないくらい、短い日程でお手軽に行けてしまうのが
2ヶ月の短い夏の富士山に人が押し寄せる原因の一つなのかもしれません。

ツアーの方にお話を訊くと、8合目まで登りは5時間。

下りは、悪天候のため8合目を朝5時出発だったらしいのですが
各々自由行動で下ってきたらしいです。
(見ていると、ツアーによっては7合目・6合目辺りで
何度も点呼しているところも多々ありました)

9時にはみなさん5合目に下ってきていたようです。(8合目から4時間)
ツアーを利用される場合は、自分に合ったプランを探してくださいね。

河口湖口5合目に、火曜の朝到着、水曜の10時出発だったわけですが
平日で天気がよくないせいか、一般の車の駐車場はかなりの空きがありました。

これが週末だと大変な事になるのでしょうが。
(さらに5合目の人が増えるなんて、想像もできません^^;)

日本一空に近い場所。
日本のシンボル。
美しい形容、圧倒的な存在感。

普段、歩くことに興味の無い人が
なぜか富士山には食指を動かしてしまう・・

わからなくもありませんし
行ってみて良い部分もあるのかもしれませんが

雨・風・雷・標高・気温・・
下界とは違う、自然環境が待ち構えているのも確かなわけです。

実際、歩けなくなって蹲っている人を何人も見かけました。

靴底は、事前に歩いて、減らしておくほうがいいよ!

こんなヘナチョコなわたしでさえ、
あまりの光景に、老婆心ながらに思った次第です。


台風が来ていますが、
これが去ったら遅い夏が
いよいよ富士山にもやってくるのかもしれませんね(・∀・)。



1話から記録を読む場合はこちら。
http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1268661
| kaori todoroki | 15:44 | - | trackbacks(0) | pookmark |
レストハウスでの独り言 9
http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1271306のつづき。


「貴重な水です。必要な分だけ入れてください」

小さな湯飲みに少しだけ注ぎ、
ちびりちびりと飲みながら
2階のレストハウスから外を眺める。

閑散としていた河口湖口5合目は
8時を過ぎると、徐々に人で埋め尽くされてきた。

時を同じくして、静かだったレストハウス内も騒々しくなってきた。
ひっきりなしに、人がやってくる。

「少し前まで、わたしは富士山のてっぺんにいたんだよなぁ」

わずか2時間あまりで、景色はすっかり変わってしまった。

夏の富士山は、こんなもの。
ご来光渋滞は、夏の富士山の名物。
山小屋でギュウギュウなのも仕方が無い。


当たり前?普通?

諦め半分な自分と
心のどこかで

こんなの当たり前なんかじゃなくて、
普通なんかでもない、

ずっとそんな風に思っている自分がいた。

山で渋滞だなんて。
ストレスを感じるなんて。
傘にジーパンだなんて。

街を歩いている人達がそっくりそのまんま
この山へ移動してきたんじゃないかというような景色。

バイクに乗って風を感じたり、電車の車窓から景色を楽しんだり、
どこか静かなところを歩いたりすること。

毎日の喧騒から、少し離れたくてやって来るんじゃないのかな。

少なくとも、わたしはそう。

なのに、少し違って見えた。
こんな山の姿って、何かおかしいんじゃないか。
観光地化しすぎた自然。人が居すぎる不自然さ。

「富士山は、日本一リピーターの少ない山」

そんなことを、耳にしたことがある。

"一度登れば、それでいい?"

不思議なんだよなぁ。

綺麗で、壮大で、すごい!!って感動できたら
いつかまた、死ぬまでに来たいって思うのが人間の心理なんじゃないかなって。



つまり、
富士山には富士山の良さが(富士山では、自然のよさが)
あんまり伝わってない疑いがあるってことだ!


これは大問題だ。うむ!


人がいるって、ときどき安心感をもたらしてくれる。
だけど、やっぱり居すぎちゃいけないんだ。
だって山なんだもの。

人恋しくなるくらい、
自分の息遣いしか聞こえないくらい、
自然の中に、自分しかいないんじゃないかって思えるくらい、
それがあんまり大きすぎて、こっちが遠慮しちゃうくらい・・

あまりに目立ちすぎる富士山に求めるのは
少しムリがあるのかもしれない。

だけど、もしもそんなことを感じられるような環境になったとしたら。

また山に足を運んでみたいって思う人が増えるんじゃないかな。
少しでも、山小屋の夜をリラックスして過ごせたら
安全にもつながるんじゃないかな。
富士山を愛でる余裕を持てるんじゃないかな。

人為的にコントロールしてもいいんじゃないかな、なんて。



驚くことに、
バスガイドのお姉さんはツアーのガイドとして
富士山でツアーを率いていた。

バスの中でもいろいろ説明はあったのだけど。

残念だったのは、
標高が上がるにつれ、ジュース等の値段が高くなることは伝えても
理由を言わなかったこと。

花や岩石への配慮は一言もなかったこと。

トイレの利用料金は何故必要なのか、説明がなかったこと。

人を理解させ、納得させるには
具体的に例・理由・数字を示すのがいちばん。



yes!!

そうしたら、
トイレの利用料金をぼったくりだとか、観光地価格だと感じる人が
少しは減ったのかもしれなかったのにね。

お姉さんならできたと思うと、少し残念だった。

ブルドーザーで荷物を運ぶから運送費が上乗せされていることや
自然公園法でお持ち帰りは禁止なことは知っていても
具体的に、誰かに伝えられないわたしも、もっと学ばなくてはならないと思う。


帰ったら、本を探してみよう(・∀・)。


窓の外、大勢の中にガイドさんの姿が見えた。


さて。そろそろ行くか。


階段を下りて
再びあの人間の中に紛れたら
わたしも大勢の観光客の一人に間違いはない。



また来るね。



・・・多分、6月か9月。
TOTO兄おすすめの、静かなときに(笑)。



-end-

※個人的な富士山登山記録に長々と付き合ってくださり
本当にありがございました(・∀・)。

※9話は、書こうかどうしようか迷ったのですが・・
マジメ?で面白くなかろうが
やっぱり自分が思ったことだったので書いてしまいました。

※富士山登山の持ち物等についてはこちらを。
http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1275516


1話から読む場合はこちら。
http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1268661
| kaori todoroki | 23:04 | - | trackbacks(0) | pookmark |
天国への手紙 8
http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1271196のつづき。


・・・あっちで赤ちゃんと楽しくやっていますか。
クライミング、毎日しているのかな。
話、聞かせてもらいました。
最期まで、闘病よく頑張ったね。
本当は今頃、後悔しているでしょう?

仕事は何だかんだしんどいけど
小さな楽しみを見つけてわたしなりに毎日楽しくやっています。・・・



日本で一番高い場所。
剣が峰までは今回歩けなかったけど、もう大分近づいたよね。

今年、何人もわたしの周りから居なくなったみんなに
一番近いところから、一言言いたかった。

家族や、友達。
みんなの幸せや健康を祈りたかった。

だからわたしは今日、ここに来た。

別に富士山じゃなくてもいいじゃないかと言われそうだけど

別に富士山でもいいじゃないかと、わたしは思っている(笑)。

今日は、晴れた日ほど人は居ないみたいだ。
そんな日に願うほうがご利益がありそうではないか。

うん、そういうことにしておこう。そうしよう。

わたしの願い、ちゃんと世界中に届いてよー!

じゃ、わたしは帰るからね。

雨の中来たんだから
無事に帰れるよう、見送ってよね。
山好きな人が3人もいたんだから、その辺は大丈夫か(笑)。

お鉢めぐりができなかったから、近いうちにまた来ます。




下山は"須走口"へ、と書いているほうへと下っていく。
吉田口・河口湖口方面へも、途中まで同じルートなのだ。

地図も見て、下るときに確認したと思ったのだけど
どこかに意識が飛んでいたのか
この道で合っているのか急に不安になってきた。

「大丈夫ですよ。須走やスバルラインの方に下りて行く道です」

お兄さんにそう教えてもらい
そこからは安心してどんどこ下っていく。

もっとゴロゴロした歩きにくいところかと思っていたのに
意外とゴロゴロ具合は大したことなく
テケテケと下って行くことができる。

本八合目の胸突江戸小屋が、須走口と河口湖口・吉田口への分岐点になる。



吉田口・富士スバルライン五合目と書いてある左側へ。

※ここはよく見落として、スバルライン(河口湖口)へ帰る予定の人が
須走口へ(右側)と行ってしまうところです。要注意。


そこからはどっと人が増えてきた。
頂上に行かなかったツアー客の団体が下って居るらしい。

スニーカーの人は滑ったり、中に砂が入ったりで大変そう。

おいおい!!
そこのちびっこ達、道いっぱいに後ろ向いて歩いてんじゃないよ。
ほらみろ、コケとるやん。

ちょっとちょっと!!
そこの人、石とか持って帰っちゃだめだっつーの。

「ボクね、ダム建設に反対しているんですよ。
たくさんの人の署名集めてね。そういう活動しているんですよ」

へー。

職業、はーそうですか。立派立派。
家がそんなに?!お金持ちなんですね。
でも、そういうのいいですから。
ただの、常識知らないおじさんにしか見えてないですよ。

山のものは、みんなのもの。だから持ち帰っちゃダメなの。
(!!富士山でのお持ち帰りは自然公園法でNG!!)

こういう人達が、平気で山の花を持って帰ったり
来年花が咲くであろうところを
気にもせずガシガシ踏んで写真撮ってんだろうな・・

それにしても、
これだけ多くの人が歩いているのに登山道も下山道も
ごみがほとんど落ちていないことには驚くばかりである。

もしかしたら、ツアーのガイドさんが拾ってくれているのかな。

あ、出た。傘野郎。
この風が強い日に、よりによって折りたたみ傘さしてんじゃないよ!!
裏返ってて、意味ないやん(笑)。
あ。中国人か・・

しかし、山で出会う中国人はサンダルだったり、傘差してたり
普段着の格好が多すぎる。

白人の人も半そで短パンとかね。




フジヤマ、なめんじゃねぇぞ。




脅しをかけつつ。(心の中でね)

※軽装備が原因ではないし、病死らしいですが
前日にアメリカの方が8合目で亡くなっています。

そんな人達を横目に見ながら、どんどこ下っていく。

少しづつ、雨も風も和らいできた。

写真を撮っておくか。



ザックの奥からひさしぶりにカメラを引っ張り出す。



雲は相変わらずケンカしているみたい。
けど、少しだけ光も見えた。



いつか、この山からご来光を見れる日が来るのかな。
また、必ず来よう(・∀・)。

この時期に、二度と山小屋は利用せんと思うけど・・


6合目手前からは、さぁ大変。









あれま。なんてカラフルな。


でもって、前に行けません。



最後、ちょこっと登りになっているのだけど
今迄ずっと単調な下りだったので、足が飽きていたのか
逆に楽だったくらい。

確か、六甲縦走のときも下りばっかりで。
途中登りがあると、すごく歩きやすかったんだよなぁ。


そんなこんなで。
7時10分。富士スバルライン5合目(河口湖口)到着。
(2時間10分、CT3時間35分)


・・何だ、意外と時間かからなかったなぁ。
最後お腹が空いて力がでなかったけど、
うむ、わたしも歩こうと思えばまだまだ歩けるんだと、ちょっと安心。


しかし。
集合時間までに、まだ3時間もある。

下山したら名簿にチェックするわけだけど、
見ると、まだ誰も下ってきてはいなかった。

はて、困った。

そんなわたしは、あれほど食べたかったソフトクリームではなく
レストハウスの山菜うどんに救いを求めたのだった。





http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1274618へつづく。
| kaori todoroki | 22:03 | - | trackbacks(0) | pookmark |
帰るまでが遠足です 7
http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1270140のつづき。

嬉しそうに頂上まで駆けあがったはいいけれど
そこはなおいっそう激しい風が待ち構えていた。

雨も、容赦なく打ちつけてくる。

「中に座れます。よかったらどうぞ」

頂上に上がって、一つ目の山小屋のお兄さんが声を掛けてくれる。

こんなずぶ濡れのまま、本当に入っていいの?

ここまでの山小屋の様子を見ていると、俄かに信じがたかった。

しばらく山小屋の表でどうしようか思案していたのだけど
動きがとまり、いざ冷静になると
とっても寒い事に気がついた。

いつも写真を撮ってばかりのわたしでも
さすがに今日という今日は、
ザックの中から一度もカメラを出さなかった。

それだけマジメに歩いていたということだ(笑)。



と、とにかく中にいれてもらおう。





中には、ずぶ濡れになりながら
同じように頂上目指した人が何人も休んでいた。



おお、同士よ!!

勝手に親近感を沸かせながら
ザックを降ろし、カッパの上着を脱ぐ。



はぁ。ここまで来たんだなぁ。


大きく息を吐いた。

お土産も売っていて欲しい物がたくさんある。

本当はエンジ色のフラッグが欲しかったんだけど
濡れるのではないかと思い、ピンバッジだけ買うことに。
こんなかっこいいデザイン、5合目には売ってなかったな。
裏に刻印をしてくれるらしい。やったね!

ちなみに800円。
他の百名山のバッジに比べると少しお値段高めかもしれないが
刻印代だと思えばこんなものか。

お腹も空いたので何かあったかいものをと豚汁を注文。



800円なり。
隣のお兄さんはカレーうどんを注文していたけれど1200円。

そんなに具も入っていなかったけれど
お金を出せば、温かい物を食べれるなんて本当にありがたかった。

刻印を入れてくれたお兄さんの話によると
7月13日からこの山小屋にいるけれど
今年は天気が本当によくないらしく
今日(7月29日)までに、ご来光はわずか5回程しか見えていないのだと言う。

今日、天気が悪かったのも例外では無いらしい。

こちらの登山口の"頂上"らしいところはあるか?と尋ねたところ
これでもどうぞ、と貸してくださったのが
前回のブログの「富士頂上 山口屋」と書いた看板。
わーい(・∀・)。

富士山の最高地点は、ちょうど反対側にある剣が峰。
山頂郵便局も、その近くにある。
郵便局は、6時から開局。
この雨と風・・


時間は、まだあるけど。


「ここでも、葉書を山頂郵便局に
持って行ってもらえる有料サービスってやっていますか」


反対側へは往復約1時間。
だけど、お鉢も見えないし風が強いので危ないと判断し
わたしのポストマンになってもらうことにした。


「確かにお預かりました。
天候が回復しましたら必ずポストに入れておきますね」


ちゃんと自分の手で入れられなかったことは残念だけど
また、3回目でチャレンジすればいいことだ(笑)。


よし、行くか。


帰るまでが遠足。
山は、登山と下山で1セット。



不快度マックスのカッパを再度着込む。



それでも、わたしは何だかとっても爽やか度満点の気分でいた。



今迄仕舞っていたステッキを取り出し、握り締めた。



5時ちょうど。

雨風強い中、再び歩き出した。

周りはよく見えない。
今日の山頂付近は、白いガスに包まれていた。




http://3cars.kaoridondon.net/?eid=1271306へつづく。
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HN:轟 かおり
生まれは四国、棲家は兵庫。

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旅友はジムニーからバンバン200へ。

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